先日お焼香のレッスンを開催しました。
お焼香というとなんかねえ・・・。
「キラキラ感」が少なく、かなり人気は限定的だろうと、
4年間で、たったの3回しかレッスンせずにいましたのよ。
しかも地味にあんまり告知もせずに・・。

で、久しぶりにリクエストで開催したら、楽しかったんです。
時代が変わったのでしょうか・・・。

まずは、みなさまで、基本のお焼香をつくりました。
法事やお葬式にも十分使える、礼を欠かない調合で白檀をたっぷりいれたもの。

もうひとつは、自由度を増して、基本を踏まえつつ、好きなものをいれました。
ひとつづつ、素材を焚いてみて、好みの香りか確認してからまぜてゆきます。
この作業が少し煙いけど楽しいのです。

セージはもちろん、ローレル、ジンジャー、ローズマリー、ジュニパー
フランキンセンス、ドラゴンズブラッドなど、ご準備。

このイエメン、ソコトラ島産のドラゴンズブラッドは、爽やかで甘さが少ない独特の香り。
いれると香りに力強さが増しました。
ドラゴンズブラッド💛。なかなかいい感じ💛。

お焼香は、その場で素材を焚いてみて香りを確認しながら作れますので、
好みの香りを作りやすいお香です。
お香も、いろいろありますが、わたしは一番お焼香が好き。
お焼香といっても、日常遣いもできること。
仏事で使っても、本物白檀などの香りのパワーは、
葬儀場などの場を清らかにしてくれることを強く感じます。
場を清めるため、和やかな雰囲気を作り上げるため、身を守るためなど、
いろいろな使い道がありますので、
ひとつ、ふたつ持っていると便利です。

わたしは、自家製お焼香を主人に持たせていまして、
葬儀などに出た場合、使ってきてくれます。
自家製焼香を使うと、参列の皆様が「あれ？何か変わった・・。」と気づかれて、
場の雰囲気がさっと変わるようです。

次回は、塗香レッスン。
手や洋服にぬりこめるお香です。

密教系の寺院では、修行僧の魔除けとして使っていて、今も使われています。
基本の塗香をひとつと、より日常使いしやすく、「塗香を使ったパウダー」の2種類を作成。
ちょうど夏に向かってのレッスンなので、使いやすいレシピにしますね。
満席ですが、あと、
1席増席しましたので、ご興味のある方は、お申し込みください。