お香を学んでいるときに、これはとてもいい!!と感じたものは、実はお焼香でした。
お香では、お線香、練香、におい袋、防虫香、お焼香、塗香、印香・・・、
など学んで、お焼香は、私の中では一押しです。
お焼香は、仏式のご葬儀で、故人に手向けられる香りですね。
故人さまへと、ご家族様、参列されている方と、
みなさま、手作りの本物の香りに気が付くと、はっとした表情をされます。
そういう印象的な香りを調合していただきました。
基本として、伽羅、白檀、を中心にとても上等なお焼香を1つ調合していただき、
もうおひとつは自由な感じで・・、2種類ほどを作成。
白檀のほかに、フランキンセンス、、安息香、ひばのチップなどお香の素材を5~6種類をいれて、
格調高くつくっていただいて、試しにたいてみますと、
どれもすばらしい香りがたちましたね・・。
どうか、今回作成した焼香がなにかのときにお役に立ちますように・・。
せっかくなので、このレッスンでは、伽羅の香りのききくらべを。
香りは、嗅ぐではなく、聞くといいます。「香りを聞く」です。
修業時代の右も左もわからない時に入手していた、伽羅6種類・・。
こちらを少しづつ、きいていただきました。
伽羅の木部にはいっている、樹脂がじゅわーと燃えるときにとけ、
それはそれは、すばらしい香りがそれぞれいたしました。
産地によって、樹脂の入り具合や香りが異なりまして、
私もこのレッスンを自分で構築してみて、やっと納得できた感もありました。
伽羅をたくレッスンなんてちょっと難しいかしら・・と心配でしたが、
伽羅の素晴らしい香りをご参加の皆様と楽しめて、極上のお時間でございました。
次回の香りレッスンは「葛根ティー」。
いわゆる葛根湯について学び、入手できる身近な素材で手軽に調合するレッスンとなります。
2月18日(火)13時半~ 5800円
まだお席がございますので、ご興味があります場合は、メールにてご連絡ください。