《遺跡がありすぎてみきれません》
さあ、4日目で、この日は夜遅く飛行機にのって帰ります。
でも、その前に、また、バンテアイ・スレイ遺跡。
こちらは、少し古くなって10世紀のもの。
助かったことに、古い分、こじんまりとしていました。
こちらは、彫刻が精緻なものが多く、女性の砦という意味だそうです。
そうそう、バンテアイ・スレイ遺跡は、シェム・リアップの町から、
車で45分程度離れた郊外に位置しています。
アンコールトム、アンコールワット、タプロム遺跡などは、
街から車で10分なので、45分のドライブは今までと趣が違いました。
道が悪く、バスの座席からときどき、体が浮いてしまい、
声を出すこともありました。
一般市民の方々のおすまいもありました。
写真がないのですが、高床式住宅で、1階は物置だったり、
作業場?だったり、駐車場だったりで、2階にみなさまお住まいでしたね。
この湿気と、ジャングルの動物たち、雨期があることを考えると、
なるほど~な建築様式でした。
ちなみにおトイレのないご家庭も多く、野外で用をすますこともあります、
とのことでした・・。
少し森へ入ると、どくろマークの地雷地帯もあるそうです。
では、遺跡のお写真。
ちょっと古めかしく、赤い土でできています。
彫刻が、やはりすばらしい。
こちらの遺跡では、まっかなお洋服の中国人の方がたくさんいらして、
大騒ぎで、無法地帯と化していました。
ほかにも、おしゃれで美人、華やかな韓国人の旅行客が多く、日本人は少数派。
(カンボジアは、日本人観光客が少ないのです。)
私たち少数派の日本人は6人の団体だったのですが、みなさま、お静か・・。
そして、ブルー系のパステル調な地味目のお色の服でして、
きちんと列に並び、自撮り棒は使わず、
お行儀よくガイドさんのお話をして、にこやかに談笑・・。
という6人でした。
そうしたら、とある西洋系外国人の方が、私たちの日本人グループを眺めて、
「あのグループはどこの国の人たちですか?」と、ガイドさんにきいていました。
この地味で静かな団体は、西洋人から見て異質感があるんだなあ~。
と、感じました。
中国と、韓国の方々は、カンボジアでは勢いがありました。
カンボジアは共産党よりの政権なので、中国との結びつきが強いんだそうです。
カンボジア人は、あんまりよくないな~と思っていますが、
いざ、選挙になると、投票日前に、戦車が町中を走り回り、
現在のフン・セン氏の政権に対して、反対票をいれないように、威嚇する。
と、ガイドさんが言ってました。
開票中に、停電が起こり、票の行方が分からなくなったり、
政府がわざとらしいほどおかしな動きをするので、
市民はいかさま選挙だと笑っているそうです。
いろんな体制の国が、21世紀にもあるものですね。
つづく
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