カンボジア旅行最終回

旅 海外編

《カンボジアの食べ物など》

初日から、生もの、生水は飲まないように、厳重注意をしておりまして、

結構厳しい食事制限をかけておりました。

中華風料理が多かったかなあ・・・。

ベトナム風の物もたくさんありました。

今回、私は、ほぼ麺類で生きておりました。

朝ご飯に春雨ヌードルを二杯食べていました。

この手の麺類のおいしさに開眼した次第です。

そして、とても軽いアンコールビール。

暑い日の軽い飲み物として最適です。

いける口じゃないのに、おいしいなあと飲んでいました。

カンボジア料理は、全然辛くありません。

隣のタイはとっても辛いのに、むしろ甘口。

なんとなくお砂糖の甘さがどのお料理にも漂っていました。

こちらのお鍋もおいしかったな・・。

さつま揚げふうの食べ物がとってもおいしかった。

そして、鍋のあとの雑炊。

すごーくおいしくて、日本の鍋文化は東南アジア由来なのですね・・。と、

推測できました。

カンボジア料理は、日本人の口に合うと思います。

衛生面で向上したら、なんでもおいしく感じそうですよ。

これから先が楽しみです。

料理に漂うそこはかとない甘さといえば、「さとうやし」のからとれるお砂糖。

 

黒い大きなお鍋でさとうやしの樹液を煮詰めています。

このお砂糖は買ってきましたから、紅茶部屋で味見してくださいね。

沖縄の黒糖みたいな地味深い味わいです。

こちらがさとうヤシの木。

竹製のはしごがかかっていますね。

昔、王様がさとうやしを植えることを奨励し、

このヤシの木が、今でも、一家に数本植わっていて、

それで、飢えなどをしのげるのだそうです。

さとうやしは、幹は手工芸品となり、樹液は砂糖。

そして、この得体のしれない形のものがさとうやしのおしべとめしべ。

き、きもち悪い・・。

こちらも食べるんだそうです。

そして、みつばちの巣も売られていました。

まだ養蜂などされていないかもしれませんね・・。

ちょっと、珍し気な食べ物を並べてみました。

さて、厳重注意をして、カンボジア旅行を切り抜けたつもりでいたのに、

最終日の空港ラウンジでいただいた何かにあたってしまい、

私の胃に激痛が走ってしまいました。

帰りの飛行機と帰国後3日間は、何も食べる気にならず、

成田空港の防疫所へゆき、コレラや赤痢のチェックを受け、

違うとのことでようやく入国でき、

成田空港クリニックでは、寄生虫を疑われ、

地元の病院で点滴を受け、今はすっかり元気です。

母も娘も何も支障なく帰国しています。

そうなんです、わたし、いつも帰国のタイミングで、

おなかが痛ーくなるんです。

最後の一時間の気のゆるみで、油断してたべちゃうんですね。

27年前の、バルセロナで全く同じ苦い経験をしています。

この苦い経験で、またしばらくは油断しないと思いますよ。

それでは、このあたりで、カンボジア旅行記はおしまいにしますね。

長々とおよみいただきありがとうございました。

 

 

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