《よくここまで来たなあ・・・》
小学生のころ、密林の中のトンレサップ湖を船で進んでいた少年が、
アンコールワットを19世紀に発見した・・??
(記憶があいまいでごめんなさい)
という内容の本を読んだことがあったのです。
東南アジアで最大の淡水湖「トンレサップ」までやってきました。
「よくここまで来たなあ・・。」と、感慨深く水面を眺めておりました。
正直、この人生で、来るとは思っていなかった場所でした。
大きさは、乾季後五月ごろが一番小さく、琵琶湖の3倍程度、
最大で11倍まで大きくなり、水上生活者が100万人と言われています。
6人のグループでしたので、こじんまりとした船ででかけました。
この船より、ぼろかった・・・。
正直、3歳?の男の子が、赤ちゃんを抱いたお母さんのために、
ボートを運転する光景もみられて、もーびっくり。
5、6歳の子供だったら、当然のようにボートを操っているようでした。
さすが水上都市・・。
この中の一つのトタン屋根商店へ上陸しました。
観光用のワニのいけす、なまずのいけす、お土産や飲み物などならんでしました。
相当、相場より高く売られていますので、必ず値切らないといけません。
小さい子からスプライトを買おうとしたら、2ドルとふっかけてきます。
2ドルのスプライトは高いな~。(笑)
その子のお母さんにいいつけて、1ドルにしてもらいました。
それでも、高いなあ~(笑)。
ワニさんもぶらさがっていました。
トンレサップは魚が豊富な漁場で、人々の大切な食料源。
一方でワニもたくさんいるようですよ。
ああ、恐ろしい。
カンボジアの方々、たくましいですよ。
トンレサップ湖周辺でも、
ポルポト時代は虐殺がひどかったという話をききました。
そうそう、旅行中、現地のご年配の方をほとんどみかけなかったのです。
カンボジアの人口の70%は30歳以下なんですよ・・。と、
ガイドさんが教えてくれました。
それより、年上の人は、ポルポト政権で虐殺されてしまったんだそうです。
現地のご年配の方は、
ポルポト政権側の生き残りの人が多い・・と、おしえてくれました。
え??ポルポト派は、生き残っているのね??
・・・・なかなか、重たい現代史だなあと、お若い方々をみて、
どーんと重たさが、胸に来た感じがしました・・。
高齢化した日本は、ある意味、長生きができるという幸せな証拠なのね・・。
と、ため息がでてきました。
つづく
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