チュニスの中央市場には、いろんなものがあって、
今回目を引いたのは、ハーブや野菜のコーナーにあったゼラニウムの生花でした。

ハーブのコーナーは、ラベンダーだったり、ローズだったりと、
その季節の旬のものがたくさん出てくるそうです。
わたしが訪れた５月下旬はゼラニウムの季節で、
一か所のコーナーがすべて、ゼラニウムが山積み。

圧倒されます。
ローズゼラニウムコーナーへ歩いていって、
買っているご家族３人連れにお話を聞いてみました。

１年１回、この時期に、ゼラニウムはまとめて蒸留するそうです。
１年に１回だそう・・。
そんなふうに、旬のものを季節ごとに蒸留しているんだな・・と、納得。
ご家族３人で袋に入れて、両手で抱えて買ってゆきました。

こちらの方も、フレッシュなゼラニウムをごみ袋にいっぱい入れてお持ち帰り。

ほら、めちゃくちゃいっぱい。
５分くらいの間に、数人が大量のゼラニウムをご購入されてましたので、
午後には売れてしまうんでしょうね・・。
ゼラニウム蒸留し放題・・・。
こういう香りの文化なんだな～と、わたしはやっと体で理解でき、
腑に落ちたのでした。
アロマの精油の小瓶の中のお話し以上に、
リアルに体験してわかるところを実感できたことに価値があります。
（このあと、郊外の穀倉地帯や農作物、植生もみてまわれたので、出かけた甲斐がありました。）
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そのあとは、お総菜コーナーやはちみつコーナーなどをパトロール？

パスタやお豆コーナーも・・徘徊・・・？。

美容品コーナーにも、変わったものがいっぱい。

市場にあるものをチェックして、チュニジアだったら私も生きていける・・と、
なぜか少し安心して、市場を後にしたのでした。
つづく