石けんはどんなふうにつくるのでしょう?
まず、5種類くらいのオイルをはかってボールに入れます。
たとえば、オリーブオイル、ココナツオイル、パームオイル、ひまし油、ひまわり油、
パーム核油、椿油、マカデミアナッツオイル、アボカドオイル、ごま油、
馬油など、季節によって配合を変えて作りますよ。
秋冬はしっとり系が多くなります。
オイルにはこだわっています。
こったレシピになると10種類くらい入れることも!!
水分には芳香蒸留水を使うこともありますし、生徒様のリクエストでアルガンオイルも投入したりします。
使い心地が最優先。
材料をふんだんに、ぜいたくに使う教室としては定評がありますよ。
特定の油にアレルギーをお持ちの方には、
その方仕様の特別な石けんレシピでおつくりいただいています。
レッスンをお休みした場合は、可能な限り振り替えていただいています。
なかには、2年越しでレッスンを終える方も・・。
がんばって、きちんと履修してくださっています。
レシピ通りにはかったオイルを湯煎にかけ、だいたい50℃くらいにあたたまったら、
精油をいれてゆきます。
500gのオイルを使う場合は、100滴も精油を使います。
精油は、当然ながら、
生徒様がお好みの香りをそれぞれブレンドして仕上げます。
トップノート、ミドルノート、ベースノートなど、配分をしたり、
精油の相性などお話ししながらブレンドをしてゆくので、
おのずとアロマの知識もひろがってゆきます。
石けんに使っても安定性のある精油を厳選して常備してあります。
そして、日本アロマ環境協会の基準を満たしたものをそろえています。
次に、精油を入れたほどよい温度のオイルに、苛性ソーダ液を入れてよく攪拌します。
苛性ソーダは劇薬なので、石けんを作るときは必ず手袋をして作ります。
手袋やマスク、ゴーグル、エプロンなどもすべて準備してありますので、
手ぶらでレッスンにいらしてくださいね。
二人一組で作業をすることが多いのですが、
だいたい10分くらいをめやすに、手でホイッパーを使ってぐるぐると回します。
10分たったら、ブレンダーを使って、より攪拌をすすめます。
攪拌すると、ホットケーキのタネのように、石けんだねにとろみがついてきます。
その石けんだねを使って、石けんにデザインを施したりするのです。
たとえば、こんな風できあがります。
この石けんを、EymyBrownsサロン教室では、1か月間お預かりして熟成させます。
お預かりすることによって、持ちかえるときにデザインを壊すことがありません。
1か月後に、石けんが美しく出来上がりました。
こんなふうに石けんは作ります。
そして、お持ち帰り時には、酸素を抜いて袋に入れます。
酸素を抜いておくと、石けんが酸化せず長持ちするのです。
そして、とてもかわいく仕上がるので、
みなさま酸素を抜いてかわいくラッピングをしてお持ち帰りされています。
袋やシールもたくさん準備してありますよ。
と、いうように、手ぶらで石けん作りにいらして、1か月間サロンに預けて、
翌月に出来上がった石けんをお持ち帰りする「らくらく石けん教室」です。
毎月、初心者様向けのワンデーレッスンを開催していますので、
どうぞいらしてくださいね。
石けんを作る人のことをソーパーというのですが、
ソーパーのお仲間さんが増えるのを楽しみにしています。
石けんに興味がある方へ
・はじめての石けんワンデーレッスン
・石けんデザイン基礎(全7回)
(デザイン基礎コースが終わるとジュニアソーパー養成講座のご受講が可能です。
・石けんバリエーションレッスン
・ナチュラルソープ+アロマクラフトの会(全8回)