今日は、ナチュラルソープの会*紫根編レッスンでした。
(今日は平均年齢がぐっと下がっています)
紫根はオイルにつけておくと、じわーと色が出てきて、
きれいな赤色のオイルができます。
このレッスンでは、石けんも作りますが、
浸出オイルを作るため、そのオイルを使ったアロマクラフトも作ります。
今回は、紫根のオイルを使って、ピンクのホイップクリームを作りました。
(豆知識)ムラサキは ムラサキ科で学名ではBoraginacea 痔のお薬「ボ○ギノール」の成分もあります。
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(ここでも豆知識)
この紫根(ムラサキ)は、
万葉の時代から使われていた高貴な色である紫色のもとになる染料で、
額田王がかつての恋人であった大海人皇子(のちの天武天皇)へ向けて詠んだ、
歌にも歌われています。
「あかねさす 紫野ゆき 標野ゆき 野守がみずや 君が袖振る」 万葉集巻一の二十
(あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりがみずや きみがそでふる)
現代語訳
「紫の草の生えた野で薬狩りをしているというのに、あなたはわたしに手を振るのね。
(その野は植物に標(名札)がついている(標野)、宮廷管理の薬草園)
薬草園の管理人がみているというのに。」
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「これを語れば、みなさまも教養高い先生に早変わりですよ~。」と、
いきなり古代文学なことをしばらくレッスン中に語って、
紫根の石けんづくりにうつります。
(ふふっ。古典好き)
赤い色のオイルが、アルカリ性になると紺色になります。
また石けんになるころにはアルカリ度がおちついてきて色が変わります。
今日のところは、こいめの灰青のマーブルになりました。
ご参加の皆様は
「むらさき・・・。なめていた。奥が深かった。」
「むらさき・・、痔にも効くとは・・・。」
「ぴんくでかわいい~。」
など、つぎつぎとご感想がでてきました。
ムラサキ、なめたらいけません。
ナチュラルソープの会は次は緑茶です。
おたのしみに💛
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