最近、植物から成分を抽出することが楽しくて、
久しぶりにハーブなどを浸しています。
そして、植物成分を浸出させたオイルで石けんを作る
「ナチュラルソープ＋クラフトの会６回」と、
アルコールなどの媒体に成分を抽出させてコスメを作る
「植物成分抽出会４回」の連続講座が６月から始まりました。

そもそも、ローズティーなどのお茶もお湯に植物を浸して、
水溶性の成分を抽出したものだし・・。
（クラフトコーラやウスターソースだって、スパイスの成分をいただいています。）

緑茶をオイルに漬け込んで、緑色の色素を取り出して石けんを作ったり・・。
（色素以外にもいいものが取れますのよね・・。）

（緑茶からはとってもきれいな緑色のオイルができます。）
そのお茶のオイルで石けんやクラフトを作るレッスンしたり。
（うう、白っぽく見えますが、実は緑色の石けんなんです。）

（この緑はヨモギの色だけど、イメージはこんな色・・。）

植物成分抽出会では、ハーブをアルコール類に浸してみたり・・。
（媒体によって引き出せる成分が違うから違う色になるのよね・・。）

そして、レッスンでは抽出したものを使ってクラフトを作ったり。
きれいですよね・・。

またいつものキッチン蒸留も、植物の水溶性成分を取り出しているし。

精油も、植物の香り成分を取り出して凝縮してあるものだし・・。
抽出の手法が違うだけで、
植物から有用な成分をもらってレッスンをしていたのね・・・。
結局、やっていることはすべて同じだった。

そんなことを考えていたら、
植物は自分で産出したもので生きてゆけるから、人間より自立している・・・。
その素晴らしい成分を
人間は食べたり利用したりして生きているのだから、
「植物はすごいね・・」と、
当たり前のことが、今頃、やっと腑に落ちて、
昨晩は心が震えてしまいましたのよ。
（遅い・・。実践をして、植物分野の仕事にもいたのに、ああ、この世に生まれて半世紀以上かかっての気づき。）