奈良への旅、２日目は、二上山へ。

本当は、三輪山登山のはずだったのですが、
このコロナ禍で入山できず、
それでは、二上山へ登りましょうとなりました。
この三輪山と二上山は、春分の日と秋分の日の太陽の通り道になっていて、
その線の先には、東には伊勢神宮があり、
もっと先には、千葉県の玉前神社もあるんです。

明日香はなんとなく不思議なところ・・。
その二上山へ登りました。

標高５００mと少しの高さで、ハイキングコースと書いてありましたが、
これは、登山でした。（ううううう～。）

へなちょこの私は、ばてばてで、
お二人のはるか後方をぜーぜーと登り、あせだくだく。
筋肉がないので、どうやってのぼったのか不思議なくらい。
呼吸困難でもありました。

二上山には、
飛鳥時代の権力闘争に敗れた大津皇子の墓所があります。
その墓所を１５歳の時に訪ねて以来でしたので、
「また会いに来ましたよ～。久しぶり～。
次に会うのは来世かな・・。」と、
大津皇子とお話ししてきたのでした。
（他のお二人には、わたしの古代史趣味におつきあいいただきました。）

そして、頂上。

どうにか登頂し終えて、
飛鳥の素晴らしい景色をみれてごきげん。
やったーーーー。よくがんばりました。

帰りは，当麻寺にもよって、
中将姫がハスの糸で織ったという曼荼羅を拝見。
久しぶりに立ち寄った当麻寺が立派でびっくりしてしまいました。
このときは、急いでいたので、さっと見る程度でしたが、
またじっくり拝観しましょう。
すてきな仏様がおおぜいいらっしゃいました。

１０時から登り始めた二上山は、あっという間に降りてきて、
午後３時には、奈良市内のホテルへ戻ったのでした。

つづく

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