奈良・京都2022春その3~吉野へ

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2日目は、この旅のメインの日となった世界遺産の吉野山。
吉野へ登る予定は当初なかったのですが、諸事情により、吉野へ。
そして、桜が満開の日でした。

3人組は、元気に出発しました。
電車で奥の方までのってゆき、ロープウェーにものってゆきます。

門前町である急坂を上り、最初は、金峯山寺へ。

金峯山寺は、青い閻魔様で有名なお寺。
迫力もありながら、チャーミングな閻魔様ともご対面しました。

まだまだ元気な私たち。

山桜のさいた吉野の山がよく見えます。
門前町はまだまだのどか。

古い胃腸薬で有名な陀羅尼助丸(だらにすけがん)。
のどかな門前町では吉野山の奥の方のさくらを楽しくめでているのでした。

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吉野は、歴史的に大切な場所で、
時の政権に対して、背く、または背こうとしている人たちが、
準備または隠遁のために赴く場所でした。

古くは壬申の乱前に天武天皇と持統天皇夫妻が吉野へ入り、
その後、源義経が兄の頼朝から追われたときに、吉野へはいりました。
時代が下がり、南北朝の南朝が吉野にあり、
天皇がお住まいになった御所があった場所でもありました。
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吉野の山は、一面にさくらでピンク色。
歌舞伎でも登場する、千本桜。
下千本、中千本、上千本、奥千本へと桜は続きます。
今回も祝福された奈良への旅でした。
私たちも、この花に誘われて、この奥へ、奥へと導かれるのでした。

吉野水分(よしのみくまり)神社へつきました。
厳かな雰囲気がただよってきます。


豊臣秀頼の時代の社殿。
そのまま残っているところが神々しく、境内はしっとりとしていました。
いい神社でした~。
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ここまでくるのも、なかなか大変で、すでに疲労困憊。
ここで、お疲れの美恵子さんに、
わたしはさしで向かい合い、
半ば脅しながら、上まで行くことを宣告し、歩き続けるのでした。

こういう坂道を、ひたすら登り続ける、筋力を使う登山。
いくら登っても先が見えない山歩きでございました。
おなかもすくのでした。

いよいよこのピンクの山の奥の方まで歩くのでした。

お昼を食べそこなって、元気がなくなり、それでも、続くこのだらだら山道。
こうなったら、最後まで行くほかなく、
口をきくこともできないほど、疲れていましたが、歩くのでした。
金峯神社へようやくたどりつき。
(お写真がなく・・・。)
金峯神社の御祭神は、吉野山全体ということがわかる神社でした。
ああ、この山、全部が神様・・・ということよく理解できた場所でした。
向かって左から、登山隊長の裕子さん。
歩きなれているので、バンビのような軽やかな足取りでした。
右は、美恵子さん。
たぶん、このとき、相当お疲れかと・・。
こうして、吉野山は私たち3人に制覇されたのでした。

まとめ

*金峯山寺まで
観光バスコースでらくらくです。
お店をひやかしながら楽しく歩けます。

*吉野水分神社まで
バスに乗ったり、タクシーに乗ったりでも、行けますが、
少数派で登山組もいます。
奇しくも自力登山組となり、歩きましたが、山の装備はあったほうがいいですね。

*金峯神社まで
低山ですが、心の準備がなかったへなちょこのおばさんには大変でした。
アイスを食べながら登れるつもりで登りだした私は、
途中で、やめちゃおうかな~と、久しぶりに自分との戦いでした。
きちんと装備と食料を確保して登れば、問題ないかと思います。

*結論
さすが世界遺産だけあって、
美しい山、深い歴史、パワフルな神様などすべてそろった吉野山はおすすめでございますので、
ぜひ訪れてみてください。

充実感半端なく、すばらしい吉野山でした。大満足。
ありがとう、吉野山💛。
つづく

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