お水取り~東大寺二月堂行事☆修二会~(その1)

旅 日本編

週末は、奈良へ1泊二日の旅行でした。

秋に正倉院展に行って以来なので、4か月ぶりの奈良・・。

京都から奈良へ行くには、JRよりも、近鉄のほうが便利ですね・・。

特急で35分くらいでした。

今回は、どうしても、見たかった東大寺二月堂「修二会」行事の中の

「お松明」を見に行きました。

あの、火をぐるんぐるん回す様子を長年テレビで見ていましたが、

とっても気になって、気になって仕方なかったのです。

というのも、火を燃やす行事に、ものすごーく中東の雰囲気を感じるからです。

奈良は、京都より異国情緒があって、国際都市に私は感じるんですよね・・。

まさにシルクロードの終点だなあといつも感じまして、

今回も、古代ペルシアの宗教だった拝火教=ゾロアスター教の雰囲気を

味わいに、私は奈良へ行っているわけです。

二月堂です。

夕方5時半に二月堂へゆき、ずっと7時半まで待機です。

たまたま、招待券をいただけて招待席エリアでみることができました。

招待席でも混んでいましたし、立ち見でした。

一般席ではもっと大変だったことでしょう。

そして、火が沈むと冷え込みがやってきました。

この日は比較的寒くない日でしたが、それでも、寒い!!

ブランケット、使い捨てカイロ、手袋などもって行ったほうがいいですね。

お松明が準備されていました。

太い立派な竹の先に、燃えやす物がたくさん束ねられて、

松明になっていました。。

重さ80kgあるそうですよ。

火が付いた巨大松明を、若いお坊さんがかついで、

二月堂への階段を上り舞台まで行き、角、角で燃やします。

私が拝観した3月12日は、11本のお松明が上まであがりました。

よく、あの大きなお松明を落とさずに、持って燃やすことができますなあ・・

と、お坊さんたちとお松明を眺めておりましたよ。

火の粉も飛んできます。

火の粉はあびるとその一年病気にならないそうなので、

あびたほうがいいですね・・。

(つづく)

 

 

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