さて、ウズベキスタン紀行のつづきです。
灼熱の城塞都市の帰りみち、
道路の両側に見慣れない農作物の畑が見えました。
わたくし、農作物には詳しいのでございますが、
遠目に見ていて何かわからずにいました。
よーくみますと、白いものがちらほらみえまして、
綿花畑でございました。
ガイドさんによると、旧ソビエト連邦時代のウズベキスタンは、
ソ連から戦略的作物として、綿花を育てるように指示されたそうです。
綿花は、とげがあるそうで、収穫時に痛い思いをするとのことで、
ウズベキスタンは、重労働を担当。
そして、綿花は化学兵器の素材も生み出すそうで、
本当に、戦略的でございますのね。
ソ連の社会主義は、きっちりしているなあ~。と、
感じたのでございました。
先日も、ブログで書きましたが、この青い食器は、
綿花モチーフの食器で、ウズベキスタン中で使われているものです。
ひびやかけがありましたが、そのままみなさま使ってらっしゃる。
そして、ウズベキスタンは、資源も豊富で、天然ガスが取れます。
こちら、道すがら見える天然ガスの工場。
パイプをロシアまでのばし、ロシアが値段を決めて、
一括して買い上げていたそうです。
現在は、ウズベキスタンの天然ガスを中国がパイプをひいて、
買うことになったそうです。
日本とは、異なる体制の国、
社会主義や共産主義の国々のつながりの強さが垣間見れました。
つづく
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