旅行2日目の夜、キプロスからレバノンのベイルートへと、
飛行機で移動したのでした。
キプロスからレバノンまでは飛行機でたったの30分です。
レバノンには主人の顧問先の一族が住んでいますので、
ちょっと足を延ばすことにしました。
(空港ではお写真がとれないので、画像がなくてすみません。)
レバノンは中東のほぼ中央に位置していて、地中海に面した美しい国。
古代からヒッタイト王国など歴史の舞台では主役級の活躍をした国でもあります。
飛行機に乗って寝落ちして、気が付かないうちに、
あっというまにレバノンに着陸していたので、
慌てておりまして、走って入管へ。
レバノンの入国管理局(以下入管)では、外国人は指紋をとるのです。
わたくし、初めての経験。
はいはい。なんでも致しますよ~。と、にこやかに指紋をとろうと、
小さな箱に指二本押し付けても、力いっぱい押し付けても、
私の指紋はとれませんでした。
この時点で、ピンときたわたくしは、高笑いを入管でしてしまいました。
「おほほほほほっほほほ~。」「あはははっはっは~。」
そうなんです。わたくしの指紋はとりにくいはず。
出発当日に、石けんのレッスンが2つあり、
石けんだねが付いた洗い物をしてきたのでした。
つまりですね、指紋がもしかしたら、取れ気味だったわけです。
手袋をして洗い物はするのですが、
ちょっとだけ石けんだねが指先に付いた覚えがあったのです。
石けんは苛性ソーダを使って作るので、
未熟な石けんだねは、指先につくとたんぱく質を溶かしてしまいますから、
私の指紋はこのとき薄くなっていたのでしょうか・・。
(そのあたりは、きちんとお勉強をしていただいて、
わたくしが今回致しました失敗のような事態がないようにお伝えしています。)
全然反応しない指紋と、その様子を見て、高笑いしている、
アジア系のおばさんに、頭にきただろう入管の青年は、
私を個室に連れてゆきました。
(彼は大変イライラしているように見えました(笑)。)
個室では、私は、おじさんに
「なんで指紋が取れないんだ??」とか聞かれつつ、
うすらわらいをうかべながら、
一生懸命、指先を機械に押し付けていたのでした。
そして、ようやく入管を出られたわたくしは、ミーティングポイントへ。
つづく。
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