国産のサトウカエデの樹液からメイプルシロップを作ってみた

お役立ち情報

2021年の夏に帯広の真鍋庭園を訪れました。
何代にもわたる庭園ファミリーが経営されていて、素晴らしい庭園です。

社長が東京農大の同窓ということで、ご丁寧にご案内もしてくださり・・。

ご説明いただいた樹木のうちの一本がサトウカエデの樹でした。

「え?じゃあ、樹液をとればメイプルシロップが作れますね・・。」と、
私が言い出してしまい、
2022年の春に送っていただくお願いをしました。

そして、2022年3月に、本当にお願いをしたところ、
わざわざこんなふうに1か月間もきちんと採取してくださいました。

サトウカエデの木に穴をあけ、管を通し、樹液を採取中。
(真鍋さん、ありがとうございます~。感激~。)
そして、やってきたのが、こちら。

合計12リットルのサトウカエデの樹液。
まずは、そのまま飲んでみると、ものすごくおいしくて体にしみとおります~。
やわらかく口当たりの良いお水でした。
感激しました。

その後、ネット上の情報を見て、見よう見まねで煮込んでみました。

一応、ネット通りの作業をして、
メイプルシロップの色と甘さを確認するなど、
自分の勘で作っていったら、煮詰めて過ぎてしまったようでした。
さめてみたら、
ざらざらのメイプルサンド(サンドだから砂状のもの)ができてしまいました。
がっかり~。

あったかいうちはとろとろしていたのですが、冷めたらざらざら。
しかも4リットルを煮詰めて、280ml程度しかできあがらず、ちょっと残念。

後日メイプルサンドはトーストにつけていただき、石けんづくりに使い、
メープルウォーターも石けんづくりの水分として利用しました。
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気を取り直して、再挑戦。
ちょっと調べたら、メイプルシロップの糖度は66%ということがわかり、
勘ではなく、66%を目指して煮込むことにしました。
今度は、1リットルをじっくり、糖度計を準備して煮込んでゆきます。

そして、糖度計で糖度チェックをすること2回。

1リットルを80mlまで煮詰めたら糖度44%。
そして、もう少し煮詰めます。

半分くらいになりました。
大丈夫かな・・。
糖度68%。よし!
微妙に糖度は違うけど、40mlのメープルシロップのできあがり💛。

(動画がHPに載せられずごめんなさい。なんでだろ)
ついに、やさしいメープルの香りがしっかりある国産サトウカエデの自家製メープルシロップのできあがり💛。

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たまたま、ご近所の生徒さんが石けんを引き取りに来ていたので、
メープルシロップを垂らしてもらって、動画とお写真を完成させました。
そして、二人で国産サトウカエデの自家製メイプルシロップを全部食べてしまいました💛。
(ぐりとぐらだ・・)

とってもおいしかったよ~。
作り方は、理解しましたので、来年??も国産サトウカエデの樹液が手に入ったら、ばっちり作れます。
糖度計が大事でした。
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サトウカエデ樹液の煮詰め方のコツ
①糖度計を準備(3000円くらいで安いものは買えます)
②大雑把に煮詰めないで、慣れるまでは1~2リットルを優しく煮詰めましょう
③糖度計を頼り、66%程度まで煮詰めると、理想的なシロップができます
④時間があるときに、落ち着いた気持ちで煮詰めましょう

(とくにコツでもないか)

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