５月はいろいろなレッスンが始まります。
６回にわたって、蒸留を楽しむコースも始まりました。
５月は、ネロリ。
ネロリは、ビターオレンジの花のことをそう呼びますが、
日本は柑橘大国なので、いろんなみかんのお花が咲いています。
今年は、ビターオレンジの本物のネロリの蒸留もしましたが、
「大和橘」、やまとたちばなのお花がたまたま手に入ったので蒸留しました。

おみかんのサイズも直径３～４ｃｍくらいで小さいので、お花も小さいのです。
橘は京都御所の紫宸殿の入り口の立つ「右近の橘」と「左近の桜」の木の橘です。
お雛様を飾るときに出てくるミカンの木のことです。
日本原産の柑橘と言われています。
ほら、柑橘の橘（きつ）にも橘の漢字が使われています。

その橘の花を蒸留して、「橘のネロリ？？水」と、
葉っぱと小枝から「橘のプチグレン水」も、キッチン蒸留して準備しておきましたよ。

この花が本物の「ネロリ」大きさが比べられないのが残念ですが、
橘の花の３倍くらい大きく、香もあまくかぐわしい・・。
さすがネロリさま！！！！です。
レッスンでは、本物のネロリさまを蒸留しました。
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甘いかおりに、酔いそうになります。ネロリの香りのパワーを感じます。

キッチン蒸留をはじめとする蒸留の基礎知識を１時間トークし、
みなさまみっちりお勉強。
そうとう、詳しくなられたと思いますよ・・。

ネロリウォーターを使って、ローションをたっぷりと作り、
お持ち帰りのネロリウォーターもありました。
橘のネロリウォーターは甘さ控えめなので、そちらがお好きな方もいらっしゃいました・・。
そして、橘のプチグレンウォーターも、ローションを作るときに少し入れると、
甘いだけでなくて、引き締まった香りになり、人気。
３種類の芳香蒸留水をまぜたローションができました。