チュニジアにいってきたよ②

旅 海外編

わたしのガイドさんは、チュニジア人よりチュニジアをよく知っているといわれる、
超ベテランガイドさん。
わたしは、「蒸留所に行きたいな~。」とお願いしておきました。
そのほかは、お任せでございました。

そうしましたら、世界最古の樹齢2800年のオリーブの木を見に行くことになりました。
やっほー!!
オリーブオイルにはいつもお世話になっているし、ぜひみたいですよ~。
(ここって、オリーブオイル好きさんや、ソーパーさんには聖地だと思います。)
チュニスからドライブで1時間半くらい。
看板など何もない角を曲がったら、オリーブ様がでてきました。

どっしりとしたオリーブの古木。

木の中に入ってみると、この枝の動きの大きいこと。

どっしりとして、立派です~。
2800年たち続けているわけです・・。
その間のことをなんでも知っているんですね・・。
もはや神・・。


花も咲いていました。
この木は、樹齢2500年と言われていますが、ガイドさんの説によると、
歴史などを鑑みて2800年ではないか?とのことでした。

わたしも、木の幹や葉にタッチをして、こんにちは~とご挨拶をしておきましたよ~。
観光客はほとんどいなそうで、世界最古のオリーブの木は、静かにお過ごしでした。
(このまま秘密にしておきたいくらいですが、私が出かけたから、少しだけ有名になりますかね・・。(笑)なんちゃって。)

その後、古代チュニジアに建国されていた、ケルクアンのカルタゴの遺跡へでかけました。

チュニジア歴史豆知識
紀元前8世紀ごろにフェニキア人(今のレバノンのあたりの国)のお姫様が、
チュニジアにやってきて、カルタゴを建国しました。

その後、カルタゴは海洋商業国家として大繁栄をしていたのです。
いよいよ軍事大国のローマ帝国に狙われ、紀元前146年に滅亡しました。
ハンニバル将軍がいた国で有名ですね。

カルタゴの遺跡はローマ帝国軍に徹底的に破壊されて、塩をまかれて人がもう住めないようにまでなりました。
その後、時間を経て、カルタゴ遺跡の上に、ローマやビザンチン(東ローマ帝国)に街を建設していますが、
唯一、このケルクアンのカルタゴ遺跡は放っておかれたので、カルタゴの街跡が残っています。
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地中海に面したケルクアンのカルタゴの遺跡は、ローマの遺跡と比べると地味かもしれません。
でも、細かく見てゆくと、住居に工夫があるのがわかります。

この町では染色が行われていたようで、石が赤く染まっている部分もありました。
そして、排水路がきちんとして、インフラが整っていました。

小さいモザイク画の走りのようなものもあり・・。

シンプルな人形をかたどったモザイクもみられます。
この形は、タニトと呼ばれるカルタゴの神様の印。

カルタゴでは、アスファルトを使用して街づくりをしていたので、
ローマがカルタゴの街に火をつけた後数日間燃え続けたそうです。

地中海の遺跡に来れて最高に幸せなわたくし。
2年間待ち焦がれていた旅行でした。
つづく

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