チュニスから165km南下したカイルアン(ケロアン)という街に移動です。
1057年までは北アフリカのアラブ王朝の首都だったそう。
北アフリカ最古のモスク、グランモスクもあります。
このモスクは、イスラム世界で4番目にパワフルなモスクで、
巡礼者があとをたたず、もちろん街は世界遺産です。
エレガントなミナレット。
ミナレットとは、イスラム教の寺院などにくっついてたっている塔のことです。
上まで登れる場所もあります。
遠くまで見渡せますし、コーランが流れてきたりもします。
建物の随所がおしゃれ。
イスラム教っぽくないのが、特徴。
というのも、東ローマ帝国の建物の建材を流用しているので、
ちょっと、エレガント感があるんです。
回廊もおしゃれ、
調子に乗るわたくし。
こんな格好がさまになるのが、イスラム教の寺院。
アフリカで一番パワーのある寺院の雰囲気を楽しめました。
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泊ったホテルもすてきで、その名も「カスバ」というホテル。
カスバとは、アラビア語で城塞という意味。
カスバだったんでしょうね。
中の作りは、大変クラシック。
泊った夜は、ホテルのプールで結婚式が行われて、音楽なりっぱなしのどんちゃんさわぎ。
でも、そのおかげで、おばけさまが出てこなくてよかったな・・。と思いながら寝ていました。
とっても古い作りなので、おばけさまが出てきそうでした。
(特に廊下・・。広くて暗い・・。)
中世のアラビアンな趣向のホテルなので、夢見心地な方々にはぴったりです。
旧式の電話台に埋め込まれている、メッカの方角表示。
メッカの方角を向いて礼拝をするための、きちんとマークがあるところがおもしろいな。
結婚式の宴あとのプール。
チュニジアはイスラム教の国ですが、一夫一妻制の国なんですよ。
旅行中の私のドライバーさんも、7月に結婚する。。と嬉しそうでした。
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ケルクアンで有名なのは、巨大な貯水槽です。
9世紀の技術では最高のものだそうです。
奥にある小さい方の貯水槽に運んできた水を入れて、
その後、きれいにした水が大きな貯水槽にたまる仕組み。
この貯水槽が14セットあったそうです。
大きな貯水槽の直径は128mもあるので、歩いて行っても、なかなかたどりつきませんでした。
そして、夕方のメディナへ。
元気のいいミント売りのファミリー。
カイルアンは絨毯で有名。
(入らなかったけど、入ったら買うことになりそう・・。)
淡いブルーで彩られているメディナ内の街。かわいい。
その辺に転がっている、蒸留器。
メッカとつながっているという伝説の井戸水をくみ出すらくだと親しむわたくし。
(らくださんは、なかなかかわいい顔をしています。)
夕暮れのメディナの喧騒をしばし楽しんだのでした。
つづく
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