５月から、毎月１回開催している蒸留会。
８月はミントの会でした。

いつもお世話になっている某大学薬学部の薬草園からとどいたペパーミント。
今回もたっぷりといただき、蒸留させていただきました。
ありがとうございます。

日本では、ミントというと、ハッカ油が有名ですが、
北海道の北見あたりで戦前は多く栽培され、世界の生産量の７０％をしめていたそうですよ。
（このあたりは、昨年の北見旅行のブログをご覧下さい。）

いつもは芳香蒸留水に関する論文を探すのですが、
今回はハッカ油について、今年の３月に承認されたいい論文をみつけました。
その中で、ハッカ油の威力をデータを読んで、
みなさまにご理解いただけたこと、よかったなと思いました。
エビデンスが実際にあるといいですよね。
ハッカ油は、家庭で見つかる黒カビにも効力があるし、
農作物でよくみられる灰色カビ病にもきちんと効くしということがわかる論文で、
みなさまで、「ハッカ油すごい～。」となりました。
その後、その論文にある濃度をもとに、クラフトを２種類作りまして、
レッスンの後のティータイム。

生のペパーミントがいっぱいあったのと、チュニジアから帰国したばっかりだったので、
チュニジアンティータイムを楽しみました。

ミントに今回はアーモンドをいれて、チュニジア風に。
チュニジアのクッキーはわりとおいしいんですよ～。
今回、買ってきたクッキーもクミンが入っていておいしかったです。
ハーブの蒸留会９月はベチバー。
来週からは、ハーブの新しいコースが始まります。
まずは、フランス編。
トゥールーズのレシピ「４人の泥棒の酢」を作ります。
まだお席がありますので、ご興味のある方は、どうぞご参加ください。